これからは全家庭、必ず石油ストーブを常備しろ!

こんばんは!

なんでも今日、東京では大規模な停電があったようですね。

というわけで、今回は

暖房と電気のお話。

なんてタイムリー。

まるでトレンドブログみたい!


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ちなみに本日2本目の更新です。

1本目のしょうもない雑記はコチラ

www.amagodon.net


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今年も暖房登場


…あ~さむいさむい!


我が家では昨晩、いよいよ物置からアレを引っ張り出してきました。



そう。

あいつの出番です。

暖房器具



我が家の冬になると登場する助っ人外国人は、

ホットカーペット石油ストーブ

いや~なんだかコレが視界に入るだけで「外は寒いんだ」と思ってしまいますな。


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ちなみに我が家は悪名高きオール電化の家です。

つまり、タイトルに石油ストーブを用意しろ!と書いたのに、暖房はエアコンです。

(原発には反対派ですが…)


田舎暮らしに憧れて、
こんな田舎まで飛び込んできたのに、

薪ストーブ暖炉囲炉裏もありません。

今だって、ものすご~く憧れてますけど。

もし安く手に入るなら買っちゃいたいんですけど。


電気の暖房を使う理由


それはイニシャルコスト(導入費用)もランニングコスト(維持費用)も

今は動力源が電気のものが一番安いから。


うん…ダサいですね。(*_*)

わかってます。

うわ…カネかよ…って感じですよね。


でも仕方ないじゃん!

お金ないんだから!(笑)



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ちなみに一昔前までは「冬になってエアコン使い出したから電気代が3倍になったわ!」みたいな話をよく聞きましたよね。

たしかに間違いではないんです。

「春秋には使わないエネルギー」を使うわけですから、当然電気代は上がります。

そして、機器としてもたくさんエネルギーを使うアイテムですので、その出費もかさみます。


でも、技術の進歩ってやつはすごいもので、

今のエアコンは以前のものに比べて格段に熱効率が良くなったことから、消費電力も相当少なくなりました。

最近ではエアコンを使う時期と使わない時期でその差は1万円以内という家庭が多いそうですよ。

そしてさらに、家自体の断熱性や気密性が上がることで、発生させた熱を逃がさない工夫が施され、より省エネを実現させています。


そんなわけで、結果的に今はエアコンが一番安上がり、というわけなんです。


本当に他の機器より安いの?

「安上がり」なんて言った以上、各暖房機器1台あたり1ヶ月のランニングコストもざっと書いておきます。

ただし地域差もありますし、暖房の利用頻度でも全然違うので、あくまで目安で。

石油ストーブ:4000円前後
(灯油代として)

電気ストーブ(強で運転):4500円前後

エアコン:3000円前後

薪ストーブ:40000円前後
      ※薪を業者から購入。1日5時間使用で4ヶ月と仮定した場合。
      ちなみに薪は大型車で一発で運ぶことが多いので、その場合の支払いは…16万です。

ペレットストーブ:20000円前後
         ※薪ストーブと同条件で使用



ペレットとは木を製材する時に出るチップや粉を押しかためて作る燃料のこと



薪ストーブもペレットストーブも、1台でほぼ家一軒まるごと暖められる程の熱量を発生させますが、ランニングコストも比例して大きいです。

そして「家まるごと」の対極にあるのがこたつやホットカーペット。
局所的にしか暖められませんが、一番安いのは間違いなくこの2つです。
(1ヶ月で数百円程度)
これらを上手に使うことで、電気代も安く、快適さもゲットできるナイスな一品です。


さて、暖める範囲という視点からも述べましたが、同様にエアコンも石油ストーブも、3台・4台と使う家庭であれば、その分だけ、薪~やペレット~との差は縮まるということも言えます。



つまりはどれがベストとは断言できないものの…、火って良いんですよね〜(うっとり)



それに、もしご自分で山を持っていて自力で薪が手に入るのであれば、形勢は一気に逆転します。

しかもこちらは電気不要ですから。
(ペレットは着火時や制御に必要?)

災害時にも非常に有利というわけですね。


今も昔も何があるかわからない世の中、

半世紀前までは9月頃から薪を割っておくことが大切な仕事だったのもうなずけますね。




さていい加減、本題へ入ります。

石油ストーブを常備するべき理由


冬には一定以上の寒さになる田舎の地域では、たとえ使わなくても必ず用意しておけ!と言われるのがこの「石油ストーブ」。

「石油ファンヒーター」ではありません。

ファンヒーターは電気が来てないと動きませんからね。

というわけで、これからはたとえオール電化の家庭であっても、建物がどんなに高気密・高断熱であっても、「石油ストーブ」を1台用意してください。

停電した時、マジでやべーからです!


というのも田舎になればなるほど、有事の際に復旧まで時間がかかります。



数年前、飛騨で大雪による大規模な停電があった時、

町で1時間で復旧した電力は、ある一部の特定地域では4日かかりました。

しかも気温はマイナス10℃とか、そのあたりまで簡単に下がります。


そんな時、電気のいらない石油ストーブが必須となるのです。

暖も取れる上、天板の上では煮炊きもできます。


良いですか。

もし自分の身の回りに、一台も石油ストーブが無い場合は、絶対に用意しておいた方が良いです。

スペック的には、木造8畳以上のもの。

それ以下だと、よっぽど狭い部屋でもない限り、なかなか部屋が暖まりません。

燃料の灯油も、出来ればポリタンク1本ではなく、数日分はあった方が良いです。

先は誰にも分からない

これから先、都会だろうが田舎だろうが、本当に何が起こるか誰にも分かりません。

もし何かあった時、いつかは誰かが助けてくれるかもしれませんが、

その助けが来るまでは自分の力で生き延びなければなりません。

だから準備だけでもなるべく早く済ませておくべきです。

高価なものである必要はまったくありません。

安価でシンプルなものなのでぜひ検討してみてください!

↓こちらは2021年1月現在の「価格.com」において、木造8畳用でランキングも上位、なおかつ価格も安い石油ストーブです。

単身の方であったり、コンパクトな部屋にお住いの方ならもっと小さいものでもOK。

とにかく早めの準備が肝心です!