犬の目の病気とデリケートなお歳頃の話

こんにちは。


皆さんの地域は台風の影響はありませんでしたでしょうか。

僕の住む高山市では、夜6時頃に一部の地域で川の増水による避難注意警報が出ましたが、その後、雨は弱まったため、特に大きな問題はなかったようです。



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今日はまとまった昼休みが取れそうなので、柴犬の話をひとつ。

我が家のあまごは現在10歳で、来月の22日で11歳になります。

人間に換算すると約60歳ほどとのこと。

もうおばあちゃんです。



先日、ふと目をやると

しきりに前足で顔や鼻をかくような仕草をしていて、気のせいか、目ヤニも少し多いような…。

大したことはなさそうなのですが、年齢も年齢なので、かかりつけの動物病院で看てもらったところ、

「おそらく、目にちょっと傷がついただけ」とのことで一安心。

抗生物質の目薬を出してもらい、今回は事なきを得ました。


じっと目を観察すると、黒目の部分が少しずつ白くなってきています。

少しずつ加齢による白内障も始まっているようですが、それは歳のせいなので仕方ないんだとか。

まずは、結膜炎などの病気でなくて良かったです。


犬に多い眼病「結膜炎」

結膜炎

おそらく誰でも名前は聞いたことがあるかと思います。

まぶたの裏側が炎症を起こし、赤く充血したり腫れ上がったりする病気です。

原因としては、なにかしらの病原菌であったり、もしくは化学物質や刺激物などが目に入ったことによるものです。


前足でこするような動作で目を気にしていたり、かゆそうに壁などにこすりつける仕草。

また、まばたきが多くなり、普段よりも涙ぐんでいたり、目ヤニが多い時、

そして、白目の部分が赤く充血している場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。


眼病以外にもいえることですが、飼い主さんは、日頃から犬の心身に注意して見てあげることが大事です。

普段との違いこそが最大のサインとなります。

どこも病気がなくても、たとえば犬が寂しそうにしている時に、それに気づいてあげられるかどうか。

そういったことは動物も人も同じですよね。


柴犬の平均寿命は15歳ほど

平均寿命から考えれば、あまごはあと4年もすれば「お迎えの時期」を覚悟し始めないといけない歳になりました。

以前ほど走り回ることも少なくなり、

少し前には、固いものを噛んだ時に、左の犬歯の先っちょが欠けてしまいました。

近頃では、僕が帰宅してもすぐには気が付かないこともあります。


心も体も、少しずつ人生の幕引きに向かって動いていることを感じます。



かくいう飼い主である僕も、飼いはじめた24歳の頃は割と何でも無理の効く体でしたが、35にもなると、そりゃもー色々あります(笑)

一度太ると痩せにくくなりましたし、疲れが取れにくくもなりました。

仕事で悩むことも出てきましたし、「これだから若い奴らは~」と間違いなくおじさんな思考をするようになってきました(笑)

歳だけでいえばまだそんなに深刻な(という表現はおかしいですけど)年齢層ではないとは思いますが、

それでも今の内から心身の健康には常に意識し、なるべく健全な生活を送るようにしないとなぁ、と思いますね。



犬の成長

犬は、約1年~1年半で成犬になったあと、それ以降は人間換算で毎年4歳ずつ歳を取ると言われています。

だから4倍注意して観ないと!…というのは事実上、無理な話かもしれませんが、

物言わぬ生き物であるゆえ、やはり飼い主がしっかり見てあげないと、と思います。



だって犬の方は、ものすごい飼い主の事を見ていますからね。

犬の方は、飼い主の心の不調などは、いとも容易く気付きます。


このワガママな犬のためにも、自分も元気でいないとなーと思う今日この頃です。