市民会館で「この世界の片隅に」を観てきたよ!

こんばんは!

今日は良い休日でした!^^

「この世界の片隅に」を観てきました!

konosekai.jp

これ、ずっと観たかったんです。

公開は去年の秋。

長いこと上映してますね~。

「君の名は」同様、昨今はアニメ映画が盛況です^^



こうの史代さんの作品

僕は原作者である「こうの史代」さんの作品が好きです。

写真は「夕凪の街 桜の国」

「この世界の片隅に」と同じ、戦時中のお話。

とても重たい内容にも関わらず、どこか明るくコミカルに表現されています。

この絶妙なテイストが好き。

めちゃくちゃ良かった!

「この世界の~」は原作を持っていなかったので、内容は一切知らずに観てきました。


ネタバレしない程度に感想を述べるなら…

「どこが良かった?」って聞かれた時に、

「ここ!」とピンポイントで答えられないのです。

(いや、随所に涙腺を刺激するシーンはあるんですけどね)


ドカンと泣かせにくる場面もないんだけど、

不思議とじんわり胸に迫るものがあり、

見終わった後には前向きな気持ちになれるような作品です。



つまりは、先ほども述べた通り、

「こうのさんの作風」を上手く映像化できているような気がしました。


・・・


いつでも笑って生きていよう。

どうせ明日は勝手にやってくるし。

失敗も困難もあるけど、きっと人生そんなもんだよね。


こういうセリフがハッキリある訳ではないんだけど、そんな感じ。

今の自分たちが言われても励まされるよね。




あ、この作品の魅力を語るため、一個だけネタバレさせてください!


それは、主人公「すず」のフワフワしたキャラクターも良いんだけど、

周りを固める「男たち」が良い味出してます。


当時の男は、

多くを語らず「黙って俺についてこい」が一般的?だったんですよね。

「好きだ!」なんてことも言わないし、

なんなら嫁には「ありがとう」も言わず、

今生の別れになるかもしれない、出兵の際にも寂しさや弱さは見せません。


だからなのかな。


「すずはやわい(=柔らかい)のう」とか「すずはこまい(=小さい)のう」とか

そういう言葉が愛情表現なんだなっていうのが、なんかグッときます☆


防空壕の中で、空襲警報解除のあとにこっそりキスしちゃうとことか。

危険が去って、安心したらムラムラっときちゃったんですね(笑)

※2017.05.16追記

よく考えたら「空襲警報のあと」ではなく、「通り雨のあと」でした。すいませんε-(´∀`; )


結局、男だって弱いんですよね。

弱いんだけど、決して人の前で弱いところを見せないのが男らしさ。

言葉にも態度にも出さないけど、

要所要所ではちゃんと大切な人を守るのが男らしさ。

現代では「男たるもの」なんて考え方は古いのかもしれないけれど

自分も30代の後半に入り、

自分の思う「カッコいい男」の一端には、こういう要素があったりするんじゃないかなぁ、とか思ったりしてます。

同世代以上の人たちには、彼らの甘酸っぱい恋愛模様もグッとくると思いますよ(笑)



いっぱい書いたけど消します

表現力の乏しい自分は、どこをどう書いてもネタバレになることが分かったので

ズラズラ書いた内容を全部消しました(笑)





それから、原作未読だとちょっと意味が分からない場面があるようです。


というわけで

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注文しましたー!


届くのが楽しみ(・∀・)



また、iTunesでの配信も始まったようです!

い、今の精神状態だとポチっちゃいそう(*_*)


すずの声優を務めた「のん」さんも来場していました

ちなみに今日のイベントでは、上映後に「のん」さんのトークショーもあったんです。

でも妻のお腹の赤ちゃんと相談した結果、そちらは見ずに帰ってきました。

妊婦さんに3時間同じ姿勢はツラいですからね。


でもたぶん、多くの人はトークショーがメインなのでしょうね。

それを見ないんじゃ普通に映画館で見たのと何ら変わりませんし(^^;

ん~まあいいか~。




さあて、明日は会議です。

に、逃げ出したい…(T_T)

防空壕に隠れたいよ…_| ̄|○