こんばんは!
いよいよ週間予報に「氷点下」の日が出てきましたよ。
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この時期の畑での作業は本当にキツイです…
( ̄∀ ̄)
農場に入った年なんて、この時期はなんと吹雪の中、露地の畑でほうれん草の収穫をしていました。
思えば、今のような休憩小屋もナシ。
トイレだってまだありませんでした。
それを思えば、ずいぶん環境は改善されたんだよなぁと、しみじみ思います。
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と、こんな風に過去を思い出して、今日のネタが決まりました。
それは僕が3年前から始めた習慣。
日記をつけることです!
大人になると、1年が本当にあっという間ですよね。
昔のように季節ごとの行事やイベントがあるわけでもなく(いや、大人になっても行事いっぱいの人もいるでしょうけど)、気が付けばまた今年ももう年の瀬…、なんてことも。
でも自分という人間は今も昔も同じように通年営業中なわけでして、
いや、むしろ思考回路だけならガキの頃よりはちょびっとだけ進歩しているはずなのです。
あの日、あの時、何を感じたか
この日に何をしたか。
それも確かに大切なのですが、
その時、何を思ったか。
それを残しておきたいと思うようになりました。
また、もうひとつ大きなきっかけがありまして。
2011年に父が亡くなって、その後、母は失意のどん底に落ちてしまいました。
人生の伴侶を失った悲しみ。
それはいつしか時間が少しずつ解決してくれるものではあるのですが、
それとは別に、母に力を与えたものがありました。
それこそが、ありし日の父と交際中に付けていたという交換日記。
二十歳そこそこの男女の日記なので、正直息子の僕には読むに堪えない内容もあるのですが(笑)、
日記に綴られた出来事と、それに対して二人が感じたこと。
それはどんな高性能なビデオカメラにも記録できない、生の感情でした。
「早く会いたい」だの「今度の休みはどこに行こう」だの、
はたまた、「あの時の君の態度は何だ、僕はとても失望した」と昭和の男が昭和の口調で怒っていたり(笑)
「◎◎◎が×××で○○○は◆◆◆」とクオリティの低い官能小説のようなものがあったり(爆笑)
40年前の二人は、まさかこんな形で離ればなれになるなんて、思ってもみなかった事でしょう。
そして、一人残されてしまった母を励ます大きな力になるなんて、思ってもみなかった事でしょう。
でも、僕はあのボロボロで分厚いノートが、今になって本当に価値のあるものだと思いました。
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連用日記
というものがあります。
1年で使い終わるものではなく、3年とか5年とかまとまった期間、使用できる日記です。
僕は自分が使う分には別に立派なものでなくて良いと思ったので、お安い物を使っています。
選んだのは「手帳は高橋」で有名な高橋さんのビジネスダイアリー。
企業で使用する作業日報みたいなものだと思います。
3年連用の日記が2000円くらいで買えます。
2013年に開始したので現在2冊目。
1冊目を書き終えた時の充実感はすごかったです。
これで2016年に僕が死んでも、過去3年分の思いはここに込められている。
おれに何かあったら、それを読んでガンバレ嫁!と思いました(笑)
でも、お安いけど便利なんですよコレ。
ページを開くと、一番上に日付が書かれていて、そこから垂直に3年分のスペースがあります。
つまりひと目で3年分の記録を振り返ることが出来ます。
今日を例にさかのぼってみましょう。
Jack Johnsonの新譜を買った!
嫁はトーカイで生地を購入。
同じ会社のM原さんが仕事中に怪我。心配。
皆は祝日だけどおれだけ出勤して経理システムの引き継ぎ。くそ!(笑)
ネットでポールスミスのネクタイを購入。
これからお客さんと接する機会も触れてくるし頑張ろう!
新人研修で小松菜の収穫を手伝ってもらった。
新居の引き渡しの日が決まった!楽しみだな。
※かなり省略しています(笑)
実際は一日あたり約6cm×8行の記述スペースがあります。
どうです?
なかなか便利じゃないですか?
ちなみに2013年の11月2日は「アルテミスステークス」と「みやこステークス」で大惨敗しているようですけど、それが何か(笑)
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また、各「月初め」のページには、1日1行が書けるページがあるので、
僕はそこに「その日の気になったニュース」を書くようにしています。
2013年11月3日:楽天イーグルス、9年目にしてついに日本一!
2014年11月3日:西日本の各地で空に謎の発光物体の目撃情報
2015年11月3日:五郎丸歩、オーストラリア、スーパーラグビーのレッズへ
なんて感じ。
この連用日記。
ぜひ嫁にも付けてもらいたいと思い、ミッキーのカワイイやつを今年の頭にプレゼントしましたが…どうやら夏頃で力尽きた模様…
(がんばって4000円くらい出したのに…笑)
でも、こういうのって自分でやろうと思わないと続かないですからね。
まあ仕方ないかなって思っています。
別に毎日じゃなくても、気が向いた時に書いてくれればいいです。
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日記には力があります。
ひいて言えば「言葉」には大きな力があります。
それはブログにおいても同じことで、誰かを勇気付けたり励ましたりすることが出来ます。
しかし、逆に傷つけたり悲しませたりすることもあります。
いずれも意図して行うことも出来ますし、意図していない場合にも同じことが起きる場合があります。
まあ、紙の日記に関しては自分か、もしくは自分の家族くらいしか読む可能性は無いと思いますのでそれほど気を付けなくてもいいのかもしれませんけどね。
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日常の記録。
感謝の気持ち。
腹が立ったこと。
言いたかったこと。
言えなかったこと。
それらは、それらを文章に起こすことは、いつの日かきっとかけがえのないものとなります。
今、ブログを続けている人はブログがその役割を担っているとも言えますけどね。
ただ、文字の筆跡ひとつにもたくさんの情報があると思います。
心穏やかな時は丁寧な字だし、そうでない時は筆圧が強かったり文字が乱れていたり。
そういうのだって、大切な記録と言えるのではないでしょうか。
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もう今年も残すところ、あと2か月で終わりますね。
年の初めは日記を始める良いタイミングになります。
今では日記のデザインもスタイルもたくさん種類がありますし、ぜひ色々探してみて、気に入ったものを使われたら長続きすると思いますよ。
今日という一日はもう二度とやってきません。
「今日を思い出すためのヒント」を将来の自分や自分にとって大切な人に残してあげませんか?