岐阜県の名産「栗きんとん」を作ったよ

こんにちは!

昨日までは曇りか雨の予報でしたが、フタを開けてみれば少し雲が浮かぶ程度の良い天気でした。

昼間は、ちょっとだけ汗ばむような陽気。

晴れの休日っていいですよね。


・・・


数日前のこと。


畑の近くの無人販売所にが並んでいました。

(買ってきてくれたのはうちのパートさんですけど('ω'))


この量で100円です!


この栗で、今日は「栗きんとん」を作ります。



ちなみに「栗きんとん」と聞いて、どんなものを想像します?

関東出身の僕のイメージでは、おせち料理になんかに入っている水あめを混ぜた甘ったるい料理(?)

毎年ばあちゃんが手作りしてくれましたが、正直なところ自分から進んで食べるものではなかった印象です。


ところが、飛騨に来てそのイメージは一新しました!


「栗きんとん」は同じ岐阜県は美濃地方の名産品で、

すり潰した栗に砂糖を混ぜるだけの極めてシンプルかつめちゃくちゃ美味しいお菓子でした。

初めて食べた時、なんじゃこりゃぁあ~~って感じでしたね。

レシピもとてもカンタンですし、買うと非常に高い(10粒で2000円位!!)栗きんとん。

もし栗が手に入ったらぜひ作ってみてください!

・・・


〇あまご家の栗きんとん(4~5人分)〇
(材料)
栗:20個くらい(大体でOK)
砂糖:全体の2割くらいの量(大体でOK。品質の良い栗なら砂糖が少なめでも美味)
なお砂糖は和三盆があればベスト。今回はグラニュー糖を40gくらい使用)

きな粉:お好みで大さじ1杯くらい。

①まずは鍋で30分くらい茹でます。

②茹でた栗をザルに開け、あら熱が抜けたら栗を半分に切って中身をくり抜きます。


…といいたいところなのですが、栗がアツアツで触れなかったので(笑)待っている間にきな粉を作ります。
(※きな粉が手元にある場合、もしくは入れない場合は不要の工程です)

・鍋にひと握りの大豆を入れ、焦がさないよう気を付けながら弱火で炒りまして

・ほんのり火が通ったら、コーヒーミルで粉末にします。

ミルはアウトドアでも使えるポータブルのモノ。
挽き具合も調整できるスグレモノです。

・1回だと粒感が残るので、2回ミルを通すとかなりフワフワのきな粉に。

というか、きな粉こんなにいりません。大さじ1杯でいいので。どうしよコレ(笑)
この時点で部屋中、栗ではなく「きな粉」の香りになります。どうしよコレ。


さて、栗きんとん作りに戻りましょう。

③頑張って中身をくり抜きます。がんばって!めんどくさいけど!
切れ目だけ先に入れておいて、ダンナか子供に手伝わせましょう!w

多少ならイイですが、渋皮はなるべく入れない方が口当たりが良いです。


④フライパンにあけ、砂糖ときな粉を投入。潰しながらよーく混ぜます。

すり鉢、もしくはミキサーやフードプロセッサーで細かくすると滑らかになりますが、洗い物を増やしたくなければ頑張ってフライパンで潰すのもアリだと思いますε-(´∀`; )

⑤弱火でじっくり混ぜます。
砂糖に火が入ってくると滑らかになってきます。
絶対に焦がさないように!

⑥でかい栗きんとんの塊が出来ました。

⑦完成!


って、そんなわけあるか!
これを一人で食べたら確実に体を壊します。

⑧スプーンでひとすくいして、サランラップに取り、きゅっと絞ります。

⑨今度こそ完成!


カンタンでしょ!

誰でも出来るし、まじウマです。




砂糖を混ぜる前に少量よけておけば、ただの栗のかけらなのでワンコでも食べていい…かな?


美味しかったね!!

本場はさらに激ウマ。

これ、ホントにちょっとビックリしますよ!


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ちなみに記事の途中で出てきた変な丸い包丁とまな板は「ハーブチョッパー」というものです。

文字通り、ハーブなんかを細かく刻むものなんだけど、料理のみじん切りにも向いています。


NHKの番組「猫のしっぽカエルの手」でベニシアさんが使っているのを見て、

嫁さんが「あれイイなぁ~」と言っていたので、誕生日にプレゼントした…ような気がします。

まな板も器としても使えるし、最近ではニトリで売られている木の器もオリーブ製のものがあるので、

それらと合わせるとイイ感じに食卓もまとまります。

料理って結構、自分の中の気分が重要だったりしますからね。

気分が乗らないと何も作る気にならねー(笑)