こんにちは!
今日は天気予報では雨の予定でしたが、意外にも畑の周辺はよく晴れた一日でした。
それでも時折、また少し秋に近付いたことを感じさせるような風が吹いていましたね。
本当に一年なんてあっという間です。
・・・
ところで。
いつも写真を撮る↑このポイントから、ほんの数mほど右に顔を向けると…。
斜面に一本の木が立っています。
畑を借りた時からすでに生えており、もう結構な太さになっているので、草刈りの時にも避けて刈るのですが、
8月の終わり頃あたりから、この木に赤い実が付き始めました。
というか、ずいぶん前から実は付いていた気がするのですが、
その実が赤く色付いてきた、という感じですかね。
これって何の木だろう??
誰に聞いても「知らん」とのことで
とりあえず近付いて、葉や実を触ってみます。
(触っても自分には何一つわからないんですけどw)
実は…結構しっかり固いです。
摘んで引っ張ったらポロポロと実が取れました。
…あれ?
何かにおいがする…。
それも、知ってるにおいです。
!!
これ、山椒の木だ!
・・・
俄然、テンションが上がってきました。
(((o(*゚▽゚*)o)))
だって山椒なら調味料にもなるし、
それを口実にウナギを食べられるかもしれないし!(笑)
塩漬けとか佃煮とか、山椒味噌なんてのもあったはずです。
そして何よりも、その材料が目の前に勝手に生えているというのが良い!(^^)
これこそ田舎暮らしの醍醐味だと思います。
さっそく、ちょいと調べてみました。
・・・
サンショウ
・ミカン科サンショウ属
・高さ2~3mの落葉低木
・日本で最も古くからある香辛野菜とされている
・平安時代からはのぼせや咳、下痢の薬として用いられた
おお~。
使い道たくさん!
どうやら新芽も花も実も食べられるらしいです。
やるね!
それぞれ呼び方があって
・若芽 → 木の芽
・4~5月につける黄色い花 → 花サンショウ
・その後に着く青い実 → 青ザンショウ
・成熟した実 → 実ザンショウ
・実ザンショウが割けて種子がはじけたもの → 割りザンショウ
・青ザンショウを粉にしたもの → 粉ザンショウ
だって。
・・・
さてさて。
肝心の食用は、と。
食べ方
・木の芽 → 4~5月に色の鮮やかなやわらかいものが美味しい。刺身のツマや料理のあしらい。すり潰して味噌和えなどに。
・花サンショウ → ナスやいんげんと煮物に
・花サンショウ・青ザンショウ・実ザンショウ →出汁・しょう油・みりんで煮ると常備菜として1年中利用可
だそうです。
うーん。
微妙だ(笑)
クックパッドでの人気は塩漬けみたいです。
①きれいに洗った青ザンショウ(100g)をボールに空け、
②塩(20g)をよくからませてからジャムなどのビンに入れ、
③時々振って塩を溶かし、半日ほどしたら完成だそうです。
これは良いかも。
でも青ザンショウか…。
もうこれをやるには遅いってことだよね。
・・・
そして僕はとにかくウナギが食べたい。
(案の定、主役は山椒ではなかった笑)
ここはやはり
粉ザンショウしかないざんしょ。
(=゚ω゚)ノ ビシッ!
粉ザンショウを作り方は…。
えーと…。
美味しい粉ザンショウを作るには
「6月頃の青い実」が必須条件だそうで。
だめか〜〜(ー ー;)
来年まで待つしかないかな?
でも完熟した赤い実でも、やがて中の黒い種子が割れて出てくるそうで、その時に赤い皮だけを粉砕することで粉ザンショウとして使えるそうです。
よっしゃー!
やってみるぞ!