ヒヤシンスで癒やしんす

こんばんは!

もう夕方の5時には真っ暗ですね。

今年もクリスマスのCMや広告が流れ出しています。

来週には職場の忘年会もあるし、いよいよ年末という感じですね。

・・・

先週、ドラッグストアに日用品を買いに行ったら、ヒヤシンスの球根と水耕栽培のポットが売っていました。

雪深い飛騨は、冬になるとなんとも寂しい光景が広がります。

ヒヤシンスは見た目も華やかだし、値段も安かったので買ってみましたよ^^



ヒヤシンスの水耕栽培セットの思い出

小学生の頃、一年に一回ほど学校でチラシが配られ、植物の種や苗を買うことが出来るという謎のシステムがありました。

しかし、男子小学生がそんなものに興味を持つはずもなく(笑)毎回まったくの無関心を貫いてきたのですが、

ある年、偶然チラシを開いた僕は、青い透明の花瓶?の中に根っこがびっしりと伸びている一枚の写真にすごく心惹かれ、

「これが欲しい!ぜったい欲しい!」とねだりまくり、ようやく許可をもらえたのでした。

購入商品欄に✓マークを入れる時の胸の高鳴りは今も忘れられません。

(すいません、うそです。忘れました)

・・・

購入した商品は学校で渡されます。

ほとんどの子が小袋に収まる小さな種等を渡されている中、もうすぐ自分にはあの立派な鉢のセットが…!

その証拠に、先生の足元にはひときわ大きい箱がありました。


(絶対あれだ!アレがもうすぐやってくる…!)

ハンパない優越感です。

心臓がうるさいくらいドキドキでした。


「はい、あまご君」


(…ん?)


しかし渡されたのは球根1個だけでした。

「え…?あの、水耕栽培の…」

「そうよ、あまご君の注文したヒヤシンスの球根でしょ」

「うん。そうなんだけど花瓶とか肥料とかが付いてて…」

「え。球根しか注文されてなかったわよ」

(…!!)


そう、どうやらママンは僕が付けた「ヒヤシンス水耕栽培セット」の✓マークを容赦なく消去すると、

「ヒヤシンス球根(1個)」に✓を付け直していたのでした。



そして渡された袋は、隣の席の川名さんが注文した「アサガオの種」よりもまだ小さい袋でした。

((((;゚Д゚)))))))

僕はその時点でこの上ない屈辱感を覚えました…!!

そこに川名さんからトドメの一言が放たれます。


「あまごってホウセンカ枯らしてたよね。ヒヤシンスも枯らしそうだけど買う意味あるの?」

確かに僕は、まだ熟していないホウセンカの種の袋を無理やりこじ開けるという愚行を毎日繰り返した結果、クラスで僕だけ枯らしました(笑)

(ホウセンカは時期が来ると種の袋がパカっと割れるんですけど、それまで我慢が出来なかったみたいです)

でも、だからってヒヤシンスを枯らせるかどうかなんて分かんねーだろ!



気が付くと僕は川名さんを叩いていました。

そして先生から死ぬほど怒られました。

(家でも死ぬほど怒られました)

「命を育てるのが栽培なのに、人の命を大事にしない人はナントカカントカ」

「私がアンタの根っこを引っこ抜いたらどう思う?」とか言われた気がするんですけど、これ今の時代だとなかなかの問題発言ですね。

というか、ちょっとだけヒ・ワ・イ☆



玄関に置かれたヒヤシンスはすくすくと成長しましたが、毎朝、視界に入るたびにちょっと嫌な思い出がフラッシュバックする日々が続くという素敵な思い出のあるヒヤシンスなのです。


さっそく栽培開始

順を追って段取りを説明しますね。

①球根を鉢に乗せ、球根のおしりに水が触れるくらいまで水を入れます。


手順おわり



お!一週間もしない内にちょろちょろと根が生えてきました(^^)


生え始めたらどんどん伸びていきます。

たぶん1日1センチくらい伸びていそう。


こちらが今日の根っこ。

アタマからは芽も出てきましたよ。




我が家にはすでにアボカドが保護観察中(笑)ですが、またひとつ今後の経過を楽しめそうなものが増えました!

www.amagodon.net


やはり成長が目で見て分かる植物は楽しいですね。

週に一回くらい水の交換が必要になりますが、

例えばそれをお子さんの仕事にするのも、責任感を持たせたりするのに良さそうです。


ではでは、こちらもまた追って報告します!