こんにちは。
昨日、なんとなく書いた記事がこれまでで最高のPV数を叩き出し、500以上のアクセスを頂きました!!
いつもの感じだとせいぜい50とか60くらいなので(笑)突然10倍に!
読んでいただいた方、ありがとうございました。
ただね…「田舎ブログ」で田舎と全然関係ない記事の方が好評って(゜▽゜;)
今回は水編に続き、電気のお話。
さあ、電気を「野良エネルギー」でどれだけ賄えるか…。
といいたいところなんですが、発電に関しては都会でも田舎でもやれることは限られているので、
その環境下でどうやって生活を送るか、というようなことが書けたらと思います。
水編ほど「自給自足」感のない内容になると思いますので、どうかご容赦くださいまし。
②電気
現代において、電気はとても大事です。
電気が来ないと電化製品が一切動きません。
でも、町の機能が止まった時に必要な電気ってどれくらいでしょう?
僕なら、情報源としてのテレビは諦めます。
いずれ電気の復旧が見込めるのであれば、それまでは我慢しましょう。
情報源とするならラジオをおすすめします。
ラジオはいいですよー。
乾電池でも動くし、充電式もあるし、ハンドルでぐるぐる回して動くのもあるし。
番組だって、意外に充実しています。
お笑いも音楽も、テレビの第一線で活躍している人たちがたくさん番組を持っています。
僕はJFN系の長寿番組「ジェットストリーム」とか大好きです。
(公式サイト:JET STREAM)
あとニッポン放送のオールナイトニッポンとか。
(公式サイト:オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93 ニッポン放送)
・・・
ちなみに…いきなり余談ですが、
電気が止まっている時のテレビ塔って、電波を出しているかご存知ですか?
停電時や有事の際、ケータイだったりワンセグテレビなんかで見ることもあるでしょう。
でも、電気止まってるんでしょ?どうやって電波出すの?(・・)?
正解は、放送しています。
バリバリ電波送信中です。
(※テレビ局が番組を放送していれば、という前提ですけどね)
テレビ局や中継送信所には、供給される電源が停止すると自動で稼働する発電機の設置が義務付けられています。
だから、山の上に立つアンテナの眼下の街がたとえ真っ暗でも、
そこに向けてちゃんと「心のともしび」とか流れてるわけなんです。
すごいねー。
でも、そんな時の「予備電源」はめちゃめちゃ貴重です。
テレビで消費し尽くしちゃ駄目ですよ!
はい、余談でした。
・・・
さて、話を戻します。
電気が止まってしまい、復旧のめども立たない。
そんな時の家電製品はなんの役にも立ちません。
予備電源は「家電」で使わずライフラインの確保のために回しましょう。
今でこそあって当然の家電ですが、一気に普及したのは昭和30年代・40年代の高度経済成長期。
それまで人が人力で行っていた作業や家事を電化製品に任せるようになったように、
電気が使えない時は覚悟を決めて昭和中期に戻りましょう。
リヤカーで売りに来る氷を入れて冷やす冷蔵庫。
教室の隅に置かれた、ストーブの熱で弁当を暖める箱。
なんか素敵じゃないですか。
もちろん見たことありませんけどねw
以下、家電の置き換えシミュレーションを考えてみました。
水があるなら手洗いで。
⇒ ホームセンターや100円ショップで洗濯板を買っておきましょう。あるとないでは全然違うし、実際かなり汚れは落ちます。
飛騨に越してきて2ヶ月くらい洗濯機を持っていなかったため、ひとつ持っていたのですが、かなり便利です。
犬のオムツカバーを洗った時など、まるで母犬になった気分です^^
そもそも町の電気が止まっているなら「冷蔵品」を買ってくることが難しいでしょう。
⇒ むしろ考えることは、停電直後の冷えている内に、中のモノを順番に消化していく算段です。
用意しておくべきアイテムとしてはクーラーボックス。
あと保冷剤は日頃から冷凍庫へ数個は入れておきましょう。
ボックスの中で冷凍品で周りを囲むように配置すると翌日まで半凍り程度をキープできます。
⇒ どこにも電気がない時にこんなに大きな電力を使用する道具を使おうとする人はいないでしょう。
電源のいらない石油ストーブと灯油の入ったポリタンクの準備。
あとはホッカイロやインナーウェアの用意。
ホッカイロでおススメがあります。
日本好きのアメリカ人の友達から教えてもらったのですが「ハクキンカイロ」という昔ながらのカイロがあります。
レトロなデザインからは信じられないくらい暖かく、また繰り返し使えてエコで経済的です。
夏は、体を冷やすにはここでも水!
小まめに水を補給することと、首筋や脇の下に水で濡らしたタオルをあてる。熱中症の時の対応と同じです。
そうそう、前述の洗濯板と一緒に大きなタライも用意しておくとベターです。
足湯ならぬ足水は、大人でもニヤけるほど気持ちいです^^
というわけで、なんか想定がまるで世紀末のようですが、仮に避難所のようなものが用意された場合は
そこでの電源は運営側に任せるとして、
自分たちで用意できる最低限の電気としては
・LEDランプなどの照明アイテムを使うための電力
・ケータイを充電するための電力
こんな程度なのではないでしょうか…?
これなら充電式の乾電池や、USBで充電するサブバッテリーなどに少し多めに用意しておけばいいし、
また「やっぱ備蓄も大事だけど、家で発電したい」という人には、
今では屋根に設置せずとも庭やベランダに置いて使えるソーラーパネルや、
発電した電気を貯めておくバッテリーなんかも売っています。
今すごいんですよ!^^
2~3万円くらいからパネルとケーブルとバッテリーとチャージコントローラー(興味ある人は調べてくださいw)のセットとかあるんです。
自分で接続する必要はありますが、書籍もたくさん出ていますし、中学校の理科程度の知識で十分組み上げられます。
また、いざ災害時に持ち運ぶことを考えたら、
全部がひとつのパッケージに収まっているようなポータブルのものまであって、以前からこれは良いなぁと思っています。
その他にも、夜間の割安な電力を貯めておく、なんていうアイテムもあります。
ちゃんとコンセントの差込口も付いているので、夜中に充電しておいて昼間はここから掃除機を動かしたりテレビを見たり、といったことができます。
今は昼間の電気代、めっちゃ高いですからね。
まあ、この商品価格分の節電が出来るかは怪しいもんですが(笑)
でも節電の意識も自然と身につくと思いますし、個人的にはこういうのが結構好きです。
ああ欲しいな~。
でも買わせてもらえません。
雨水タンクと一緒です(笑)
・・・
次回はガス編を書いてみる予定です!
今回も読んで頂きありがとうございました^^