秋祭りに参加してきました2017

こんばんは!

気が付けばもう9月です。

そして先月は10本しか記事が書けませんでした…。

夏は一番好きな季節だし、「田舎暮らしブログ」的にもネタになることはたくさんあるはずなのに。

じっくり腰を据えてパソコンに向かう時間が欲しいこの頃です。

秋祭りの季節

www.amagodon.net

こちらは去年の記事。

あれからあっという間に一年です。

去年のこの時期はまだすごーく暑かったんだけどなぁ。


というわけで、今年も秋のお祭りに参加させてもらいました!

今年の役割

去年は「神輿」でしたが、今年は何をやるんでしょ?

8月の中頃、班長がくじを持って各家を回ってきました。


じゃあ…コレ!


「なんスかこれ」

「箱担いで運ぶんやさ」

「一人で?」

「カゴ屋みたいに二人で運ぶんや」

「え~なんかしんどそうだなぁ」

「いやぁ神輿より軽いぞ」

「やる」(゚∀゚)v


「あと、そこに書いてある通り「雨天出役」やで頼むさ」

「ほいほい」

今年も白装束

今年はどんな格好なんだろ?と楽しみにしていたのですが、

去年と同じ「狩衣」と「袴」でした。

まあ、大多数の人がコレなんですけどね。

どんな格好か知りたい方は去年の記事をご覧ください。

まだブログ歴3ヶ月らしく、身バレとか一切気にせずブサイク面をさらした画像が載ってます。

あまご、子供たちに遊ばれる


我が家の愛犬あまごさんは来月の22日で12歳。

元気ではありますが、家では寝てばかりになりました。

週に一回でも声を聴けたらラッキーなくらい、相も変わらず無口なレディーです。

そんなオブジェのような存在のあまごさんは、

集合場所の公民館にて、暇を持て余したガキンチョ達のおもちゃとなりました。




じっと耐えるだけのあまご氏。

静かに嫁に助けを求めています(笑)


地味に体力を削ってくる


公民館で最初の獅子舞が終わったらいざ出発。

僕のポジションは行列の中でもかなり後方で、宮司さんのすぐ後ろでした。

宮司さんの頭上には、朱傘(しゅがさ)という立派な傘。

これを差すためだけの役割の人もいて

(なんかよく分からんけど、この箱ってもしかして結構大事なものなんじゃ…(゚∀゚;))


ちなみにこの唐櫃、公民館から出発したら、神社にて奉納するタイミング以外

地面に触れることは厳禁だそうで。

担ぎ方も指示があり、常に右肩で、決して体から離さないように、とのこと。

…これ、絶対落としたりしちゃダメなやつでしょ(*_*)

…なんでそんな大役をくじ引きで決めるんだ(ー ー;)

というか、大事なものであることだけでも教えてー!


幸い、重量はそれほどでもないのですが、

そうはいってもクーラーボックスほどの大きさがある木箱に、

何かしらの祭具がギッシリ収められているわけですから、ある程度の重さはあるわけです。


これを日暮れまで担ぎっぱなしか…(*_*)

お祭りフォト


神社の境内。木漏れ日がきれいでした。


獅子舞。結構な長さの演舞なのですが、覚えるのは大変だろうなぁ。


こうして見ると、子供も若者もまだまだいる方なんだと思います。


パノラマで撮ってみました。


お神輿の左に置いてあるのが「唐櫃」です。今日になって肩が痛いw


たくさんの旗。隊列を組むとかっこいいです。

今年も無事終わりました


お祭りが終わるといよいよ秋の実感がわいてきます。

去年は何が何やらさっぱり分からなかったし、まだ知り合いも少なくて肩身の狭い思いでしたが

この一年でずいぶん町内の人とも親しくなれた気がします。

こうやって少しずつこの地域に溶け込んでいくんだなぁ。

嬉しい(^^)

祭りのあとに思う

あるところの見解では、近い将来、地方からはどんどん人が減っていき、

やがて大都市圏以外は、街としての機能を維持できなくなることが予想されているそうです。


たしかに田舎は不便で、便利な都会に出ていってしまう人も多いです。

一度便利になった生活は、それよりも不便な生活には大きな苦痛に感じることでしょう。

賃金も圧倒的に都会の方が恵まれています。

都市部の生活水準をこちらで維持できる人ってどれだけいるんだろう?ってなもんです。


でも、今住んでいるこの場所。

本当に良いところです。

どうかいつまでもここに住みたいと思うし、

ひとつのコミュニティとして、いつまでも存続してもらいたいです。

このお祭りだって、連綿と続いてきたすばらしい伝統があり、

それを守る人々がいて、本当にとても良いものです。

・・・

昨今は、

力の無い自治体は大きな都市に吸収合併され、

小さな個人商店はショッピングモールに淘汰され、

「小」はどんどん「大」に飲み込まれていく時代です。


本来、個性と多様性に満ちた「小」の集合体こそが地域のあるべき姿であるはずなのに、

「大」に飲み込まれた「小」の行く末といえば、

人口のバランス上、どうしても軽視され後回しにされ、

やがて誰も住まない限界集落のような終焉を迎えてしまいます。

自分が生まれ育った場所が、静かに地図から消えていく。

こんなに悲しいことがあるでしょうか。



なんだか話が大きく逸れてきてしまいましたが、

この街が、何かの間違いで大都会のような発展を遂げるのではなく、

(まあそんなことは有り得ないんですけど)

いつまでも今のように静かで穏やかな良い街であってくれたらと思うばかりです。