飛騨の秋祭りに参加させてもらいました

こんにちは( ^ω^ )


本日の写真は畑の端っこで勝手に生えてたホオズキ。



ホオズキって漢字で「鬼灯」って書くんですよね。

この赤く怪しい筋張った佇まいからこの字が付いたそうですが、昔の人々の洗練されたワードセンスを感じますね~。


僕は幼少期「これキンタマみたいだね!」って言ったことがあるらしいのですが、それとは大違いです。


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あらためまして、只今ばっちり筋肉痛のあまごでございます。


土曜日は休みをもらい、我が家にとって初めての町内の秋祭りに参加してきました(^o^)/


集合時間に公民館へ出向き、更衣室で衣装を受け取るも、もはやどこに腕を通すのかすら分からない謎の布(笑)


着てみて判明。
こういう服だったのでした。


「あの~スイマセン… こ、これはその、どうやって着るんでしょう?」


おじさん「ああ~わかったわかった!こいつとこいつ終わったら見てやるから待っとれ!」(←人の着付けでめちゃめちゃ忙しそう)

「は、はい…」

おじさん「とりあえずハカマだけ履いとけよ!

「…は、はいぃ~」((((;゚Д゚)))))))



自分、居合と弓道をやってた時期があったので一応、袴は履けます。

あそこで「ハカマも履けません~」なんて言ったら蹴飛ばされてたんじゃなかろーか。

(嫁に撮ってもらいました)

本日は一日、この格好です!


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飛騨に来て11年。

最初の集落でも祭りはありましたが、地域が変わると祭りの内容もガラッと変わるものですね。


実家のある千葉でも祭りはありましたが、当時、近隣の町内会と比較して、祭りの内容にそれほどの差は無かったと思うのです。


それがこちら飛騨では、極端な話、隣の地区と祭りの内容が違ったりします。

衣装の方も、千葉ではせいぜい法被を羽織る程度のものでしたが、こちらでは役によってかなりの幅があり、

僕のようなペーペーでも立派な衣装を用意していただき、それがちょっと嬉しかったです(^^)




僕は今回、神輿の当番でした。

所要時間は5時間と聞いていたので、まさか担ぎっぱなし!?とビクビクでした(ー ー;)

なんと昔はそうだったらしい(!!)のですが、今は台車で引っ張って移動するとのことで一安心。

いやーこりゃラクだわ(笑)




町内には二つの神社があり、両方でそれぞれ奉納します。

キッズたちもカッコイイ!

昔から関わっているから着こなしも演奏も見事なものです。

あま子的にはたまりません(´∀`)



そして、おそらくこれが一番の特徴。

思わずツイッターでは舞の様子を動画でアップしたのですが、僕の住む地域には

金蔵獅子(きんぞうじし)なるものがありました。


皆さんもご存じ、獅子舞に加え

「金蔵」と「おかめ」という二人の登場人物がいます。


金蔵獅子は、リズミカルな太鼓と笛の中、勇壮活発な所作で舞い踊る郷土芸能です。

天狗面をつけた男神(金蔵)と、お福面をつけた派手な着付けの女神(おかめ)が、田畑を荒らす悪い獅子を協力して懲らしめるというストーリー仕立て。

飛騨から越中(富山)のあたりに見られる文化なんだそうです。

演じ手にもよると思いますが、アクロバティックな動きもあり、かなり面白いです!

おかめはピョンピョン跳ねたりするのですが、中が男だとわかって見ると、それもまたおかしかったりします(笑)

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要所要所で休憩があり、そのたびにビールやらお神酒やらが振る舞われるので、序盤からほろ酔い。

服が崩れすぎ(笑)



神輿も台車付だし、こりゃもー全然ラクショーと思っていたのですが、最後の最後でトラップに気付きます。

2つ目の神社に上がる坂道がまさかの地獄の勾配

120%の力で押してなんとか前進…!

心臓バクバクになり、あやうく僕自身の命が神社に奉納されてしまうところでした(*_*)

押して上がったからには、奉納後は再び坂を下りるワケで、今度は150%の力で引きつつ下ります。

なんという苦行(笑)


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そして無事、予定時刻に終了。

クタクタでしたが、とても満ち足りた疲労感でした(^^)

これで名実ともに、いよいよ秋です。