12月も最初の一週間が終わろうとしてますね。
はぁ…今年も何もなかったな~
ふと寒空を見上げて、つぶやきます。
ちょっと待って。
「何もなかった」って?
そんなの…
最高じゃないの!
だってこの世は生きてるだけでリスクだらけなんです。
それを五体満足に切り抜けられた貴方は、もはや超一流のエリート戦士。

本当にお疲れ様でした。
きっともっと休みも取りたかったですよね。
正月は久しぶりにドーンと睡眠をとっていいと思いますよ。

この世はトラップ地獄

道を歩けばつまずいて転びますし、転べば骨が折れるでしょう。
電車に乗れば必ずチカンと間違われますので満員電車のバンザイはギブアップじゃない冤罪対策。
お気に入りのバッグの中でモバイルバッテリーは暴発し、ブレーキとアクセルの違いもわからないプリウスは突っ込んでくるし、角刈りは海を越えてミサイル飛ばしてくるし、曲がり角の先にはクマが仁王立ちだし、年末に向けて少しずつ大掃除しなきゃとクソ重い腰を上げてようやくカーペットを洗い終えたらその日に柴犬がそこでオエ~と吐き戻したりしてくるのです。
だから健康に年末を迎えられただけで、本当はまじハッピーなんスよ。

あまねさん、これには心が折れましたよ…
え?
お金がない?
それでもハッピーなのかって?
超わかります。
無駄遣いもしてないはずのに、なんでこんなにお金が無いんだろう…。
ちょっと脱線してもいいですか。
この前、自分の目の前でこんなことがありました。
おそらく観光で訪れたであろうアジア系のファミリー。
その中の12~3歳くらいの娘さんが、持っていたiphoneを地面に落とします。
iphoneにカバーやフィルムを貼るのって日本のお国柄だそうで、海外では剥き出しがスタンダード。(らしいよ)
その落ちたiphoneは、不運にも画面が大破しました。
せっかくのバケーションでたくさん思い出を残したかっただろうに…と不憫に思ったのですが
女の子の表情は割と明るく「あーも~まじ最悪~どうしようパパ?」(的なことをたぶん言ってた)
するとダディは「しょうがないよ、今から名古屋まで行くんだしそこで買おう」って軽く話していて
その子は嬉しそうに「やった!一番新しいやつね!」
「Wait what?!お前わざと落としたんじゃないだろうなぁ」
一同「BWHAHAHA!!!!!」

外国の人たちは、一年頑張ったご褒美にここぞとばかりにお金と時間を惜しまない。
それがバケーションの通例らしいですが、あらためて「よその国は景気がいいんだなぁ…」と思いましたね。
一方、日本では

お金の話を続けますと、なんでも去年の統計では
貯蓄ゼロ世帯はなんと全体の3割。
若年層に至っては4割超だって!
でもさ、これも仕方ないですよ。
給料ちっとも上がらないしボーナスも全然でないし、それなのにモノはどんどん値上がりするし税金はめちゃくちゃブン取っていくし。
貯蓄ゼロなんて、ゲームでいうところの体力ゲージが赤ランプ点滅状態ですよ。
それが3〜4割?
これからを担う大事な世代の大多数が赤ランプってことですよね。
そうなれば当然、先の見通しも暗いし、出生数もどんどん減って国内の経済は益々縮小していくことでしょう。
さすがにここまでくると社会構造の見直しが必要なんじゃないかなーと思ったりします…。
というわけで!
いったんお金の話は置いておいて!
「一年、無事に終えられた」ことのハピネスに話を戻したいと思います。
↓の無駄に長いテキストは、日常生活の中で起こりうる「予期しないマイナスな出来事」の一覧です。
そして、それらの日本国内でのざっくり発生確率。(最新の統計や研究に基づく2020~2025年頃の数値)
あくまで全国平均の目安です。
・風邪、インフルエンザにかかる 30~50%(0.3~0.5人に1人) ほぼ毎年誰でも1回はかかり、稀に重篤化する
・食中毒になる 0.02%(約5,000人に1人) 厚労省届出数ベース 稀に重篤化
・交通事故に遭う(負傷以上) 0.25~0.3%(約350~400人に1人) 警察庁2024年 約30万人/年
→死亡事故 0.002%(約5万人に1人)2024年約2,600人死亡
→重傷事故 0.01%(約1万人に1人) はい!これ自分、2019年になりました!
・自転車事故(負傷以上) 0.06~0.08%(約1,500人に1人) 交通事故総合分析センター
・労働災害(休業4日以上) 0.5%(約200人に1人) 厚労省2024年 約13万人/年
→死亡災害 0.0006%(約17万人に1人) 約800人/年
・火災に遭う(建物火災被害) 0.03%(約3,000人に1人) 総務省消防庁 約3.5万件/年
・スリ・置き引きなどの窃盗被害 0.08~0.1%(約1,000人に1人) 警察庁犯罪統計
はい!自分、今年の春に車上荒らしに遭いました!犯人が目の前にいてマジでブン殴りそうでした。
・詐欺被害(特殊詐欺等) 0.02~0.03%(約4,000人に1人) 2024年約1.7万件認知
・ストーカー被害 0.02%(約5,000人に1人) 警察庁2023万人弱/年
・地震で負傷する 0.0005~0.002%(通常年) 巨大地震年は数値が跳ね上がる
→南海トラフ巨大地震で死亡 30年確率70~80%で発生した場合の1年あたり平均死亡リスク ≈ 0.002~0.005%(2~5万人に1人)内閣府試算
・台風・豪雨で家が浸水 0.01~0.03%
・がんが新たに診断される(全年齢) 0.5~0.6%(約180人に1人) 国立がん研究センター2024推計
・心筋梗塞・脳梗塞で急性発症 0.15~0.2%(約600人に1人) 日本循環器学会等
・突然死(全年齢) 0.06%(約1,700人に1人) 厚労省人口動態統計
・航空機事故で死亡 0.0000008%(1億2千万人に1人) 日本発着便 ほぼゼロ
・落雷で負傷・死亡 0.00001%(約1000万人に1人) 年10~20人程度
・クマに襲われる 0.0001%(約100万人に1人) 2024年は過去最多150人程度
ちなみに一生(80年)の間に1回は経験する確率(単純計算。重複・年齢変化は無視)
・交通事故(負傷以上) → 約20~25%
・がんと診断される → 男性65%、女性55%くらい
・労働災害(休業4日以上) → 約30~40%
・地震で自宅が半壊以上 → 場所によるが全国平均で10~20%
・特殊詐欺被害 → 2~3%
・一生に一度も風邪をひかない → ほぼ0%
まとめると、日本に住んでいて一番ありふれたリスクは
「病気(風邪・がん・心血管疾患)」>「交通事故」>「労働災害」>「火事・盗難」という順番になるらしいっす。
宝くじで1等が当たる確率(約2,000万分の1)より、毎年交通事故に遭う確率のほうが圧倒的に高いんですね。
まあ宝くじが当たる確率と比べてもしょーがないんですけど、日本人は結構な確率で大きな病気や怪我をしてるんです。
だからこうして年末にボケーっと「なんも無かったなぁ」って思えるのはなかなか幸せなんだ、と。
視点を下に下げることで幸福を実感するなんて、と思う方もいるかもしれません。
でも健康って本当にありがたいよ。
トラックに撥ねられてからの約半年、どこも体が痛くないことがどれだけ幸せだったのか、1万回くらい考えました。
だから今年も来年もその先も、ボケ〜っと平凡な年末年始を迎えられたらなって思います。
さあ残り3週間!
みんなでがんばりましょー!