トラックにはねられた話3

・前回までのお話

(第一話)チャリで帰宅中にトラックにはねられました。

(第二話)意識が戻ったら病院の診察台の上でした。

帰宅

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家に帰ると、すぐにお隣へ。

自分の顔がどういう状況かわかっていませんでしたが、出てきたお隣さんのリアクションで…ああなるほど。

ちょっとだけ実感。笑


妻「今日はすみませんでした…あの、うちの子は…」

「おかえりなさい、ケガ大丈夫?○○ちゃん、行ってから1時間くらいは泣いてたけど、それからはずっと寝てますよ」

抱かれて出て来た我が子に思わず「ごめん」が溢れました。

「コーツージコ」なんて言われても分からないよね。

「なんで置いていっちゃうの?」って思ったよね。

不安にさせて本当にごめん。

子供を悲しませるなんて、ダメな父ちゃんだな。

さっさと休む

お医者さんからは「当面動くな」ということなので、すぐ横になりました。

(しつこいけど、本当にこの日帰ってよかったの?)


この日の晩は、朝までに4回くらい血を吐きました。

さっきまで感傷的な気分に浸っていましたが、もはやそれどころではなく。

どにがぐ、ぎぼぢわるい

もちろん全然眠れず。


そのまま翌朝…。

目を覚ました娘に精一杯の笑顔で「おあよう!昨日はごえんね」と最高の滑舌で話しかけると


(;゚Д゚)…!

「お、おかお、こわい…」

こちらには来ず、ママにぎゅっとしがみついてこちらをジ〜っと見る娘。


大丈夫だよ〜こっちおいd
「…こわい!こないで!」


ガーン!∑(゚Д゚)



この事故で一番ツラかった出来事です…笑

パパそんなに怖いかな…?


ん…?あれ?

なんか昨日と顔が違う。

なんかヘビメタチックだぞ

パンダ化

なんでも頭を強打すると、血液が降りてきて両目の周りが青黒く内出血するんだそうで。

それも徐々に時間をかけて黒くなり、少しずつ少しずつ引いていくんだと。

よって、パパのゾンビ化はこれからもっと進むってことです。

歯もガタガタのままだし、呂律の回らないゾンビパパ。

体も心も超いてーんですけど。


次回につづく