トラックにはねられた話1

さーて、がんばって思い出しながら書くぞ。

交通事故の描写以降、一部グロテスクな表現になるので注意です。

2019年12月9日、月曜日

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この日は、子供を預けている保育園から子供の発熱の連絡があり、16時過ぎに妻から「早退させたよ」というLINE。

週明けでいきなり風邪っ引きかい。

とはいえ体調が悪いとグズりがちな娘なので、今日は早く帰ろうと思っていました。

・・・

仕事もひと段落し、時刻は18時頃。

この時期の18時といえばもう真っ暗です。

「う〜寒い寒い…」

ネックウォーマーをつけ、ニット帽をかぶり、自転車に乗って帰宅の途につきます。

家までは自転車で約15分の距離。

たった15分でも自転車の風にさらされると体はキンキンに冷えます。

通勤用にクルマがあれば便利だけど、我が家の所得では自家用車は1台が関の山…。

まあちょっと頑張れば、歩いてでも通える距離だしね…。

事故に遭うまで


コースタイムの15分の内訳は、3つの直線をつなぎあわせた感じ。

5分走って曲がって、5分走って曲がって、5分走ってゴール。

そのうちの「曲がって」のひとつが、T字路です。

T字路には横断歩道があり、そこで一時停止。

左右から、そして後ろから車が来ていないことを確認して横断。


その0コンマ数秒後。

接 触

→気絶

目が覚めたら病院のベッドでした

すぐ横には目を真っ赤にしてボロボロ泣いているうちの奥さんがいて、

「大丈夫!?見える?」と繰り返していました。


体の色んなところがやたら痛くて、特に頭がガンガンして、視界の天井がゆらゆらとずっと揺れていたのが印象的。


「しゃべれる?」と聞かれ、「大丈夫」と言おうとして全然ロレツが回らなくて、そこで気がついたこと。


あ、口の中めちゃくちゃだ





ベロで口の中をなでまわすと、まず前歯周辺の歯は、上も下もほとんどの歯があさっての方向を向いていて、まさにリアル「レレレのおじさん」状態。

角度が大幅に変わった上の歯と下の歯がお互いにガチガチと当たってしまって、口は閉じれないし、うまく発音もできない。


「らいじょうぶらけど、うあくしゃべれらい…」



そのまま口の中でもうちょっとベロを前の方に伸ばしてみると

(…ん?あれ?)

唇は閉じているのに、ベロの先に外気のひんやりした感覚。


あ。なるほど。

下唇。縦に裂けてるわ。


ああ…これは大変なことになってしまった…。




と、こんな感じで僕の交通事故体験は始まります。

1,000字超えたので今日はここまで。


交通事故で頭を強打したらどうなるか?

交通事故で頭を強打したらどうなるか?