こんばんは。
「ガリガリくん」のスイカ味を買ったら、
嫁の方だけ当たりました。
( ̄3 ̄)チッ
アタリだー!
ふーん、よかったねー
( °ω° )ケッ
「おら、帰りに交換してこい」
重要ミッションを与えられた僕は
アタリの棒を握りしめ、出勤。
最寄りの7と11のお店は、
県道のバイパスを下りてすぐの立地。
いつも結構にぎわっています。
畑仕事からの帰り道。
薄汚れた36歳のおっさんが、
アタリの棒を握りしめてガリガリくんを交換に来ましたよ…。
なんか恥ずかしい…!!
お金も持ってなかったので(そもそもこの歳でそれもどうかと思うけど笑)他の商品購入のついでに交換するんだぜというカムフラージュ作戦は不可能。
つまり、周囲の人からしたら
(こいつ…どこの山猿だか知らんが、遠路はるばるアイス一本の交換のためだけに来やがったぞ…)
と思われる要素しかないのである。
僕は丸腰で、ノーガード戦法で、非暴力不服従で、全ての視線や思考から目も耳も塞いで、百円にも満たないアイスキャンデーを交換しにレジへ向かった。
無駄に冷凍ケースの前で時間がかかったのも、ソーダ味にするか、もう一度スイカ味にするか迷っていた訳ではないんだぜ。
できるだけ、あのレジのカワイイおねいさんが引っ込んだ瞬間に「戦地」へ赴くため。
そう、この前会計してもらった優しいおばちゃんのいるあのレジで、
なるべく大きな声で「子供のアイスが当たっちゃいましたよ〜アハハハハハハハハハ(°▽°)」と真に迫った虚言を叫ぶためだ。
…ダメだ。
汗が止まらない。
ガリガリくん一本では引かないくらいの嫌な熱量が、今おれの中で目覚めはじめる。
(よし…)
(行くぜ…!!)
長い間、ご愛読ありがとうございました。あまご氏の次回作にご期待ください!