「君の名は」に映り込んだ「喜八郎」牛まんを食べて来た!

こんばんは!

寒い寒い寒い!

今朝なんてマイナス5度ですよ。

きびしー(*_*)

「君の名は」、飛騨で上映。

唐突ですが、飛騨には映画館がありません。

こんなにデカいのに…!

現在の高山市なんて東京都よりデカいんですよ!

でも無いんです、映画館。

(;ω;)

・・・


以前、高山市には「高山旭座」という昭和感たっぷりの個人経営の映画館がありました。

しかし、車で1~2時間も走れば富山でも岐阜でも大きな映画館があります。

同じ料金であれば、設備の良い方へお客さんが流れてしまうのも仕方のない話で、

集客に悩む「高山旭座」は、惜しまれつつ2014年で閉館となってしまいました。


・・・

そんな中。

異例の大ヒットとなった「君の名は」。

舞台に飛騨地方が登場するにも関わらず、「ご当地の飛騨で見られないのが悲しい」という声が高まり、

先月、飛騨市の市民文化交流センターにて初めて上映されました。


飛騨市民を優先に販売されたのですが、なんと一瞬で完売


おかしな話で、発売前には大勢の方が1時間以上も並んだのですが、

その人ら、ほとんどクルマで来てるんですよね。

あれ?

1時間半で富山まで行けたような…(笑)



とまあ、そんなことはさておき。

前回チケットが手に入らず、見ることが出来なかった人たちの為に、昨日は2回目の上映会があったのでした。

そして今回も大盛況。

まだまだ人気は衰えることを知りません。

「牛まん喜八郎」

高山市に本店がある「飛騨牛まん」のお店です。

僕が飛騨に越して来た頃にはもうあったと思うので、少なくとも10年以上前から販売されている激ウマな逸品

何回か食べたことあるんですけど、めちゃめちゃ美味しいです。

でも高いんですよね…。

なんと1個500円です。

さすが、飛騨牛…!


あと、僕は人ゴミが苦手で、お店の前に並ぶのが大変苦痛でして…(°_°)

店先にお客さんが並んでおらず、なおかつお財布に余裕があった時のゼイタク品という感じです。

高山の町並みには美味しいものがいっぱいあるので、友人知人が来た時は色んな所でご馳走してあげたりしますが、

この牛まんもそんな時くらいかな、自分で買うのは。



そしてこの喜八郎さん。

「君の名は」を見ていたら、本編の中にロゴマークがチラッと映っているのです。


富山で嫁と映画を見ていて

「あれ、今のって高山の牛まん屋のマークやよな」

「うん、たぶんそうやと思う」

「すげー、いくら払ったんだろ」

なんて会話をしたのが早4~5か月前。

早いなー。


喜八郎じゃなくて「喜六郎」だった!

あとで知ったのですが、なんと喜六郎でした(笑)

ほんの一瞬のカットだったのに、どうやらそれがメディアに取り上げられたようで、なんと売上が倍になったんだって。

すごいですね、世の中何があるか分からないものです。

近頃は「聖地巡礼」と称し、作品の舞台となった場所にファンが訪れる傾向がありますが、

まさかこんな形でも経済効果があるなんてビックリですね。

それだけ「君の名は」が強い影響力をもつ作品、ということですね。

なんと「喜六郎」を作ってしまったらしい。

この牛まん、たしか通常はてっぺんに「喜八郎」の焼印が押してあるんですけど、

今回、わざわざ「喜六郎」の焼印を作ったそうなのです。

全然詳しくないのですが、こういう焼印て高いんでしょ?

なんとも思い切ったことするな~(笑)

だって、このまま商品名を「喜六郎」にするわけでもないだろうし、この短期間のために作ったってことですもんね。


いただきます!

今回のイベントで「喜八郎」さんが出店していました。

ちょうど上映中だったようでお客さんも不在!

蒸し立てをゲットです!ラッキー♩


ほんとに喜六郎になってる(笑)


うん。やっぱりうまい!


初めて食べた時に思ったんですけど、

この「飛騨牛まん」、ものすごくずっしりしてるんです。



コンビニの肉まんとかって、基本的に「フワッと」作られてますよね。

口当たりも良く、それは本来、立派な「売り」だと思います。


でもこれ、本当にずっしりと重い

僕は以前、店先の蒸籠(せいろ)で蒸されているものをいただいたんですけど、

最初「え?これでいいの?ちゃんと蒸し上がってるの?∑(゚Д゚)」と思いました(笑)


しかーし。

少し食べ進むと感想が変わってきます。

それというのも飛騨牛って脂がとても強いんですね。

めったに食べられないのですっかり忘れていましたけど(笑)


この旨味たっぷりの飛騨牛の脂を周りの生地が吸うことで、なんとも良いバランスになるんです。

これはたぶん、もしフワフワの生地だったらこの脂を受け止めきれないんじゃないかなー。

生地の小麦も良いものを使っているのか、ほのかな甘さと肉汁とが相まってかなりの美味です。

すっかり老体化し、肉の脂とかあんまり食べられなくなった僕(笑)には、お腹の都合で1個が限界という悲しいリミットがあるのですが、肉が大好きな人ならきっと、2つ3つはペロリといけてしまうのではないでしょうか。


ま、3つ食べたら1500円ですけどね(笑)

でも一見(一食?)の価値はある一品だと思います!

・・・


この「喜八郎」さんの牛まん。

なんと楽天やアマゾンでも取り扱いがありました。

個包装の冷凍品です。


今気づいたんですけど、店頭価格が500円なのに、ネットでも変わらず500円なんですね。

こういうのって、いわゆる「お取り寄せグルメ」ってやつでしょ。

一般的には多少、上乗せしたりするものなのではないでしょうか。

意外と良心的ですねー。


・・・

それにしても、久しぶりに食べたら美味かったなー。

年末年始で実家に帰るし、お土産に買っていこうかな、なんて思いました。


ただし、お客さんが並んでなければ、ですけどね(°_°)