野良エネルギー生活 〜水編その2〜

こんばんわ。

 

今回は飲用以外の水について。 

 

飲用水については、前回をご一読くださいまし。

初めてはてなブックマークをいただき、天にも昇る思いです!

inaka-kichatta.hatenablog.com

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さて。 

今回は「飲用以外の水」がテーマなのですが

水は、飲める水がたくさんあればそれでいいと思いませんか?

だってそれを飲用以外にも使えばいいわけですからね。

 

でも、そうはいかないのです。

聞いたこともあるかと思いますが、水道から出てくる水をグビッといける国はとても少ないです。

 たとえばアジアでは我らが日本と、

スーパーセレブ国のアラブくらいです。

世界で見ても、たしか13か国くらいしか無かったかと思います。

つまり「飲む水は買うのが一般的」。

お金を出さないと手に入らない貴重品です。

 

 

そう考えれば、前回の「木の枝に袋をかぶせる」位の労働に見合う価値はあると思うのですがいかがでしょ(^^)

お子さんのいる家庭など、ぜひ遊び感覚で一度いっしょにやってみてくださいね。

 

さて、飲める水は貴重であることがわかりました。

だから飲める水は大切に口にするとして、

生活用水に関しては身の回りの「飲めない水」の中から少しでも再利用していこう!

 

・・・

 

日本人の生活用水

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日本人は、1人の人間が1日あたりに消費する水の量はどのくらいでしょう。

さぁ!れっつシンキング!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は約300Lだそうです。

 

ぎょぎょっ!

Σ(゜Д゜)水つかいすぎ

 

・・・

 

 街ではナウなヤングが語らいます。

 

「でも地球は「水の惑星」じゃん。

どー見ても水あまってんじゃん。

飲むわけじゃねーんだし、こんだけ水ありゃ平気だべ。

おれのこの意見、ガチでスジ通ってね?」

 

「アツシかしこすぎー!

つーか、あーし今髪チョー盛ってるし、シャワー朝晩1時間使えないとマジムリー。

 節水とか昭和すぎwww」

 

 

そう。

アツシ半分正解です。

地球上には14億キロ立方メートルの水があるとされています。

(数字からは全然ピンとこないけど)

 

 

ただし、98パーセントが海水

利用できる淡水はというと、たったの0.1パーセント以下なんだって。

たったの、というかもうほとんどゼロみたいなもんですよね。

(ちなみにそれ以外の淡水は、南極・北極の氷河だったり地中深くの地下水だったり、使うことができないものとされています)

 

 

そして、その0.1パーセントを世界中の人間(正確には世界中の生物)でシェアしているわけですが、そこで1人がどれだけの水を使っているかというデータが出てくるんですね。

 

前述のとおり、日本人は1日300L。

これは世界で3位とか4位とかそのへんです。

間違いなく上位です。

 

まあね、元々日本人は衛生観念の高い国民性なので、自分のことも自分以外のこともアライグマか!って位にガシガシ洗ってるわけなんですが、

データから見る限り、本当は日本だけでそんなにたくさん水を使っちゃマズイんじゃなかろーか。

 

ちなみに水使用量ランキングが日本より上位とされているのはカナダとかアメリカとかです。

では、それらの国の面積は日本の何倍?

つまりはそこに雨として降る水の量も日本の何倍?何十倍?

 

降った雨の量が多ければ、使うことが出来る水の量が多くても

それを雨でまかなうことができます。

 

でも私たちの日本は小さな小さな島国。

そこにギッチリと沢山の人間が住んでいる。

これ、世界的には結構イレギュラーなんですよね。

 

そんなわけで、本来は降った雨以上の水を使うのはNG…

というか使うだけの雨が降ってないんだから、使いようが無いはずなんです。

 

日本は比較的、雨が多く、水には恵まれている国ではあるんですけど、

実はその恩恵以上に使っちゃってるんですね。知らん間に。

 

ゲリラ豪雨や局所的な大雨なんかで大きな水害の被害も出ているようなこの日本で、実は水が足りなくなりそうだなんてちょっと意外です。

 

とはいえ、これまで使ってきた水を突然「使うな!」と言われても困ってしまいます。

だからこそ、身の回りの水の再利用が必要になるのではないでしょーか。

 

 ・・・

 

というわけで、ものすごく前置きが長くなりましたが、飲用以外の水の確保に話を戻します。

 アツシとか余談でしたよね。

申し訳ねっす。

 

 

飲用以外の水、それが雨水

 

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これが全てです。

 

雨は、各地の上水道よりも上流に降れば、それはやがて飲み水になります。

水瓶(ダムなど)より下流に降ったら?

それは土に染み入り、やがて海へ流れ、雨になって帰ってくるまでは僕らは使いようがありません。

 

だから、上水道にいかなかった雨水は、僕らが生活の中で上手に使いましょう(^^)

 

だって、採取したままの状態で利用することを前提とした時

「飲まないけど割とキレイな水」って、たぶん雨水くらいしかないと思います。

 

あとは綺麗な川の水をくむとか…。

でもそれだと…ちょっとね…(^_^;)

 

 

ちなみに。

「都会では雨も汚れていて利用できないよ!」とお考えでしょう。

 

でも大丈夫なんです!(^o^)/

雨の汚れは、人間が生活することによって大気中に放出されたチリやホコリ、化学物質が主です。

 

これらを雨が取り込むことで汚れるのですが、なんと降り始めの5分くらい(降水量にして2~5ml程度)でその大気中のお掃除は終わってます

ちなみにこの後出てくる雨水タンクは屋根に落ちた雨水を利用するものですが、屋根や雨樋いの汚れも最初で5分くらいでお掃除完了です。

 

ダス◯ンもビックリな効率的・能率的な仕事っぷりに感心ですね。

 

30分間降ったら、25分はキレイな雨。

おおお…まさしく恵みの雨…。

 

 

どうですか?

雨水、使いたくなってきたでしょ?

 

 

それはまた次回のお話です。(^o^)/

 

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