映画「君の名は」の魅力について語る!

こんにちは!

今日は夕方から会議でブログを書く時間がないかもしれないのでお昼の更新です(^_^;)

でもいつも大体決まった時間に更新しているので、もし誰も読んでくれなかったらどうしよう…

((((;゚Д゚)))))))


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前回の記事で秋祭りに参加してきたことを書きましたが、

inaka-kichatta.hatenablog.com

この日は夕方に解散となった後、さらにその足で富山へひとっ走りしてきました。

といっても、僕はお祭りで飲酒状態でしたので、運転は行きも帰りもお嫁様でしたケド。

あー助手席に乗ってるだけってめっちゃラク~。


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目的はといいますと、今年の6月に出来たばかりの「JMAXシアターとやま」にて、

映画「君の名は」のナイター上映を観てきました!


www.kiminona.com


この劇場、11.6ch3Dサウンドという、いってしまえば空間のそこら中がスピーカーの映画館です。

飛騨からハイクラスの映画館に行く場合、名古屋のIMAXまで行くしかないと思っていたので、富山に出来たのは実にうれしい限り!

新しい映画館て、シートもしっかり作られているので35歳の体でも疲れにくいし(笑)

かなり突発的な行動でしたが、昼間の上映では今は満席のこともあると聞きますので、値段も安く、人も少なめな良い時に行ったと思います。


映画館の設備はまあいいとして、

今回観てきた


「君の名は」


めっちゃめちゃ良かったです!!


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新海誠の作品

監督である新海誠さんの作品との出会いは、
僕が飛騨に越してくる少し前。

当時発表された雲のむこう、約束の場所でした。

新海作品の何がスゴイって、ひとつはとにかく風景描写がものすごく緻密で美しいこと。


それまでスタジオジブリの「風景職人」男鹿和雄さんの描く背景(トトロの田舎の風景とか)が大好きでしたが、

新海さんの背景は、新時代の高画質化された映像においてこそ真骨頂が発揮されるように思います。



特に光の陰影の描写。



たとえば、最新作のひとつ前

言の葉の庭

www.youtube.com


めちゃくちゃキレイでしょ。

1時間ほどの短い作品ですけど、とても印象的な作品なので、ぜひ一度ご覧いただきたいです。




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また今でこそ、色んな役割をスタッフさんや外部に発注されているようですが、この新海監督、実はめちゃめちゃスゴイ人なのです。

制作工程を全部自分ひとりでやっていた


「雲のむこう~」は新海監督の3作目の作品ですが、監督・脚本・演出・作画・美術・編集をすべて1人でやったそうです。

それよりも前の作品だと、声優まで自分でやっている作品もあります。

(あんまり上手じゃなかったけどw)



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さてさて、新海作品の「すごさ」はともかく。

今作の「君の名は」。

今回もご多分にもれず、胸アツな作品となっておりました。

オトナが見るには「いやいや、ありえないっしょ」ってレベルのファンタジーなんですけどね。

それでもググッと引き込まれるのです。

これぞ新海マジック。



そして新海さん、たぶん思春期前後の青臭い思考や恋愛感情みたいなものが大好きなんでしょうね。

新海作品には一貫してそのような要素が含まれています。

でもこういう気持ち。

誰もが一度は通る道、ということで、
きっと多くの方が好印象をもつでしょう!




また、内容にはあまり触れずにおきますが、舞台のひとつが東京。

そして、もうひとつが我らが飛騨なのです。


つまり僕にとっては、知っている風景がたくさん映っているのです!

(^o^)/(羨ましいでしょ!笑)



新海監督は背景を描く際、1つの景色に1000枚以上写真撮影すると公言しており、

そこに新海マジックが加わることで、ただでさえ綺麗な飛騨の古き良き光景が、さらに美しく、印象的に描かれています。



大都会とド田舎。

これもこの作品のテーマのひとつ。

登場人物たちは、それぞれの環境の中で生活し、

悩み、考え、

行動しては立ち止まり、

また悩んで、やがて歩き出します。


全く同じではないにしろ、今を生きるすべての人達は、きっとどこかで似たような経験をして、精いっぱい考えた先の「今」を生きているはず。

だから、この作品は多くの人の胸に響きます。



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日常にちょっと疲れた方。

きれいな田舎の風景に癒されたい方。

変わり映えのない日々を抜け出したいと思っている方。

昔のように「誰かを好きになること」にキュンとしたい方(笑)



そんな人たちにはぜひオススメの一本です!!!